FJクリーナー DF ドライフィルム現像機洗浄剤
FJクリーナー DF は、現在使用されている高性能ドライフィルのスカム洗浄剤です。
高性能の水溶性ドライフィルムは、アルカリ現像液に対して溶解度の低い添加剤成分を多く含み無機アルカリ、無機酸に対して殆ど溶解しないとういう問題点を100%解決した洗浄剤です。
アルコール系成分と独自の界面活性技術で対応する洗浄方法で、水の希釈による洗浄力の低下も40%までありません。
現像設備も一般的な設備で使用可能で、耐接液材料も十分に検討致しました。
洗浄後は、洗浄液を保管して許容濃度になるまで繰り返しのリサイクル使用が可能です。
洗浄工程
① 現像液廃棄、装置のホース洗浄 水運転 にて 水洗浄をし、装置内 PH を8程度に下げ、洗い流せるスカムを廃棄して下さい。このとき希釈計算を正確にするために大型のフィルターハウジングの場合は特にハイジング内の洗浄水は廃棄してください。
② フィルターハウジング濾材を更新してください。(汚染された濾材は、洗浄液の負荷となります。
③ 装置液面を目安に FJ クリーナーDF (60WET%) にて建浴
④ ヒーターを入れる必要はありません。冷却温調のみ(温度設定は、15℃~20℃にて)1~2 時間稼動します。高温の場合成分の揮発とスカム溶解度が低下します。
⑤ 洗浄液回収 フィルターハウジング内の洗浄水は極力回収してください。
耐酸性のハンディーポンプが必要です。
⑥ 装置内のホース水洗浄により剥離したスカム成分を除去回収。
⑦ 中和水運転15~30分処理。本建浴の1/ 2 ~ 1 / 3 の現像液濃度にて洗浄。1~2回このとき発泡がありますが弊社確認のうえの消泡剤を添加して下さい。
⑧ 洗浄は、通常の現像廃液の排出経路にて廃棄。
⑨ PH8 以上を確認後、本件建浴。
物性
比重:1.04(at25℃)/PH:1 以下(at25℃)
外観
無色又は淡黄色透明液
荷姿
FJ クリーナー DF 18KG(キュビーティナー) 200KG ケミカルドラム