遊離残留塩素測定試薬 DPD試薬
以前、遊離残留塩素の簡易比色測定といえば、O-トリジン法が主流であり、O-トリジン 試薬は液体でした。しかしながら、このO-トリジンは発ガン性があると言われ、10数年 前に使用禁止となり現在のDPD法へと移行致しました。
その際、DPD試薬は液体では 安定性が悪く、利便性の悪い顆粒や錠剤が主流となりました。
当社の関連会社である協和純薬工業が研究を重ね、DPD試薬を液体タイプを開発致しました。
この試薬は、液体タイプの欠点であった安定性等の問題をクリアーした画期的な 商品です。
測定キット自体は、従来のものと変化はないので、使い慣れた方法でご使用できます。
用途
プール、公衆浴場、水道水、井戸水、給水槽、浄化槽 その他
内容
測 定 項 目 | 使 用 試 薬 | 測 定 範 囲 |
遊離残留塩素(PPM) | DPD試薬 | 0.1 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.5 2.0 |
水素イオン濃度(PH) | BTB指示薬 | 6.0 6.2 6.4 6.6 6.8 7.0 7.2 7.4 7.6 |
使用
■PH付残留塩素測定器 | ■残留塩素測定器 | ||
測定器 | 1 | 測定器 | 1 |
比色板・DPD遊離塩素用 | 1 | 比色板・DPD遊離塩素用 | 1 |
比色板・PH測定用 | 1 | 比色用セル | 2 |
比色用セル(塩素共用) | 2 | DPD 試薬 5ml (100 回分) | 1 |
BTB 指示薬 20ml(40 回分) | 1 | ||
レザーケース | 1 |
保証期限(DPD試薬)
PH:6~8(4以下及び8.6以上では発色が低下します)
温度:45℃以下
保証期限(DPD試薬)
製造後10ヵ月(未開封)
保管方法
直射日光の当たらない、常温(約25℃)以下で湿度の低い場所